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2021.08.17 インタビュー

鰹節原料屋 カネマン村瀬の木下さん「新しいことに挑戦し続ける」老舗鰹節屋

老舗の鰹節問屋、鰹節原料屋・カネマン村瀬

「おおさかの鰹節育て隊」が企業や店舗を紹介するインタビュー企画。
第三回はカネマン村瀬さん。創業は江戸時代、安政三年から続く老舗の鰹節原料屋です。

それではインタビューをご覧ください!


 

創業安政三年、老舗の鰹節問屋「株式会社カネマン村瀬」の木下です。
弊社の立地は大阪市西区靱本町(うつぼほんまち)にある靭公園の目の前です。

靭公園と言えば、オフィス街のオアシスのような存在ですが
「なぜこの地に鰹節屋?」と思われる人も多いのではないでしょうか。

実はこの靭の地は、かつては「靭海産物市場」があり、鰹節や干物をさばく市場として栄えていました。
弊社は江戸時代である164年前から、この地で商売を続けています。

今回は、これまでの変遷をたどりながら、弊社について少しご紹介できれば幸いです。

鰹節の原料問屋として創業した弊社は、今も鰹節原料の売買が商売の中心です。
しかし164年の間には様々な変化がありました。

大阪では、鰹節の消費の多くはうどん・そば屋さん。
そこで、本業のほかに、一緒に使ってもらえる「にしんの甘露煮」などの商品を製造、販売するようにもなりました。
最近ではラーメン屋さん向けの「味付けメンマ」の販売など、
鰹節原料以外の商品も取り扱うようにもなりました。

また、本業である鰹節原料に関しても様々な変化がありました。

創業当時より続けている、日本各地で製造された鰹節原料の売買はもちろんのこと、
海外で製造された鰹節の輸入も始めるようになりました。

外国産の食品というと、どうしても「値段は安いけど、品質が悪い」というイメージがあります。
もちろん、外国産の鰹節にもそういったものはあります。
しかし、弊社ではそれらに加えて“海外でしかできないこと”に着目し、強みへと変えてきました。

例えば、骨抜き作業や手火山式という日本古来の製造方法への取り組みが挙げられます。
日本国内では人材確保やコスト面などで難しくなってきていますが、海外を活用することで品質確保の体制を実現しています。


(写真:ベトナム産の鰹節)

ここまで読んでいただきありがとうございました。
靭の町のことや鰹節のことなど、まだまだお話したいことは尽きませんが、
それはまた、次回以降に詳しくお話しますね。

「カネマン村瀬」は江戸時代より続く老舗ではありますが、これからも新しいことに挑戦していく鰹節屋です。
今後とも、よろしくお願いします。

 

■カネマン村瀬 ホームページ
http://www.kaneman-murase.co.jp

■連絡先
TEL: 06-6443-6571